ベンチャーズ
 

“今”のベンチャーズが面白い!

 1959年に結成されたベンチャーズは、1962年に初来日を果しました。東京オリンピックよりも前、まだ東海道新幹線もない時代です。 それから46年、来日回数は55回を数え、既に2,200回を越える公演を行ない、夏のツアーは日本の夏の風物詩としてすっかり定着しています。 「ウォーク・ドント・ラン(急がば廻れ)」「ダイアモンド・ヘッド」「パイプライン」など数々のヒットを放ち、1960年代中期には日本に一大エレキ・ブームを巻き起こしました。 日本の歌謡界においても「雨の御堂筋」「京都慕情」「京都の恋」「二人の銀座」など、作曲家としても“ベンチャーズ歌謡”と呼ばれる数多くの名曲を残しています。

毎年レコーディングを行い、毎年ツアーを行い、今年も北海道から沖縄・石垣島まで全国にテケテケ・サウンドを届けます。青春時代を思い起こさせる熱狂と興奮、今まで以上のエネルギッシュなステージが私達に勇気と希望を与えてくれるでしょう。


ドン・ウィルソンドン・ウィルソン <Rhythm Guitar/Vocal>
1933年2月10日、ワシントン州タコマに生まれる。リズム・ギターを担当。7〜8歳の頃から音楽に興味を持ち始める。初めて触った楽器は“ティッフル”。59年、ボブ・ボーグルとともに<ベンチャーズ>を結成したオリジナル・メンバー。高校時代はレスリングの選手だったという迫力ある彼だが、その体格からは想像できない軽妙なリズム感が、ベンチャーズ・サウンドの代名詞であるあの“テケテケ”を生んだのだ。「パイプライン」や「ダイアモンド・ヘッド」では素晴らしいサウンドを聴かせてくれる。炸裂するリズム・ギターは他の追随を許さない、まさにワン&オンリー。また味のあるボーカルもショーに彩りを添え、毎年恒例の「ドンのボーカル・ナンバー」で聴くことのできる味のあるボーカルは、ベンチャーズ・サウンドの魅力の一つになっている。観客を楽しませるギャグも冴えている根っからのエンターティナー。大の居酒屋ファンである。


ジェリー・マギージェリー・マギー <Lead Guitar/Bass/Vocal>
1937年11月17日、ルイジアナ州ユーニースに生まれる。リード・ギターを担当。伝説のバンド“デラニー&ボニー”のメンバーとして活躍後、68年よりベンチャーズに参加。また自らのブルース・バンドを率いても来日し、B.B.キングと共演したこともあるなど、ジャズからロックまで何でも弾きこなす名ギタリストである。そのフィンガー・ピッキングをまじえた華麗なギター・プレイはあのエリック・クラプトンにも影響を与えたほど。「キャラバン」のようなテクニカルなナンバーでも「クラシカル・ガス」のようなエモーショナルなナンバーでも、彼ならではの歌心あふれる味わい深いサウンドで観客を酔わせる。アコースティック・ギター、エレキ・シタールも巧みにこなし、ギターに魂を吹き込む男といわれている。また、渋いボーカルも絶品。好きなメニューが親子丼というのはもう有名な話。


リオン・テイラーリオン・テイラー <Drums>
1955年9月23日、テネシー州ジョンソン・シティに生まれる。ベンチャーズの名ドラマー、故メル・テイラーの長男である。幼い頃からベンチャーズをはじめ様々な音楽を耳にしながら成長し、ロスのロック・シーンでドラマーとして活躍するようになる。その後、父の意志を受け継ぎベンチャーズに参加、ベンチャーズのメンバーとしても文句なしの実力を発揮している。父親譲りのドラミングはダイナミックそのもの。誠実でシャイな人柄だが、スティックを手にした途端ワイルドに変貌。醤油ラーメンが大好物。


ボブ・スポルディングボブ・スポルディング <Bass Guitar>
1947年2月10日、カリフォルニア州サンバーナーディノに生まれる。50年代当時、カントリーギタリストによる初期のロックンロールの頃からギターに興味をもち、61年には地元でバンド活動を始める。そして62年、米軍に所属していた父親が日本に配属されたため一家で日本に滞在していた際、ベンチャーズの初来日公演を幸運にも目撃して、大変な衝撃を受ける。同年暮れに一家はアメリカに帰国、テキサス州オースティンで暮らし、そこでR&Bバンドでプロとしての活動を始める。64年には兄ペリーと友人で組んだバンドThe Nomads で初レコーディング、テキサス中心部で成功を収めた後、Sweet Pain というバンドでデビューするも解散、数々のセッションの仕事で経験を積んでいる。様々な出会いの中で実力を認められ、その結果、メル・テイラー、ボブ・ボーグルとのセッション(アルバム「Shaft」収録の数曲のアレンジにも参加)、そして72年のメルのバンドThe Dynamics の日本ツアーへの参加へとつながった。その後、一時期音楽業界から距離を置くも、81年ツアー半ばにノーキー・エドワーズ急病で入院、その際メンバーに請われて急きょ務めた代役を見事にこなし、それ以降ベンチャーズの一員となった。その後レコーディングやツアーへの参加、作曲、編曲と多岐にわたって20年以上ベンチャーズに貢献し続けている。


2008/8/29(金) 18:30〜 岡山市民会館
S 5,500円(5,000円)  A 4,500円(4,000円)


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