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名門歌劇場が堂々の初来日。煌びやかな傑作オペラを披露!
また一つ、私たちが体験できる「日本で見る海外オペラ」に新しい歌劇場が加わることになった。ウクライナ国立オデッサ歌劇場――ウクライナ南部、目の前は広々とした黒海。心和ませる美しい街並が広がり、「黒海の真珠」と讃えられる港湾の文化都市であるオデッサが誇るオペラ劇場だ。
今から210余年前、オデッサは港の建設が始まるや瞬く間に活気のある街へと変貌を遂げた。黒海の周囲に様々な民族が住み、港同士の交易が盛んになったためだ。物流が盛んになり様々な人々が行き交えば、港街の「文化度」は高まり洗練されていく。港の建設が始まって30年も経たない頃、この街で暮らすことになった文豪プーシキンはヨーロッパとアジアの接点にあるこの街があまりに西ヨーロッパの雰囲気に包まれているのに驚愕したという。その時、すでに現在のオデッサ歌劇場の前身となる市立劇場ではオペラが上演されていたのだ。西欧のオペラが上演され、優れた音楽家が集い、そのことがまたオデッサの「文化度」を高め成熟していった。
その証が、20世紀後半を彩った巨匠たち。ピアノの巨匠リヒテルは十代後半に稽古ピアニストとして腕を磨き、後に世界に羽ばたく大ピアニストとなったが、実はこのオデッサ歌劇場が出発点。巨匠の歴史を飾る第一ページであり、彼の伝記映画が作られるとしたら、この歌劇場での一場面が用意されるだろう。そして、パハマン、ミルシテイン、モイセイヴィチ、チェルカスキー、オイストラフ、ずらりと並んだ大音楽家たち。彼らはすべてオデッサの生まれなのだ。これだけでも、オデッサは音楽に満ちあふれた都市であることが分かり、その象徴とも言えるのがオデッサ歌劇場なのである。
そのオデッサ歌劇場初来日公演は、プッチーニの絶筆にして最高傑作『トゥーランドット』。「誰も寝てはならぬ」の名旋律を知らない日本人は、もはやいないだろう。きらびやかに彩られた古代中国・北京の宮廷、ステージ上から溢れ出んばかりの群衆の量感、ストーリー展開の妙、幕が上がった途端引き込まれるプッチーニのドラマチックな音楽と、オペラの醍醐味がいっぱいに詰まった作品だ。
今回のオデッサ国立歌劇場の来日公演には、同じウクライナの大劇場として歌手や演出家との交流が深い、ドネツク歌劇場が協力。音楽大国ウクライナの両劇場の特長を最大限に生かした演出だけに、初来日公演が待ち望まれる!
トゥーランドット
流浪の王子が、氷の姫トゥーランドットの謎に迫る!
全3幕 イタリア語上演 日本語字幕付き 作曲:G .プッチーニ 演出:N .シュヴェツ
中国の都、北京。滅びた王国の王子カラフは、絶世の美女トゥーランドット姫を一目見て、 激しく心奪われる。しかし彼女は、氷の姫と恐れられていた。王女の出す3つの謎に答えればその愛を勝ちとり、国を治めることが出来るが、答えられなければ死罪となるのだ。これまで多くの若者が彼女の為に命を落としていた。
カラフは、父王やカラフを慕う侍女リューが止めるのも聞かず、命を賭けて謎に挑戦する。果たして、彼の想いは姫に届くのか・・・?謎の答えとは?
ウクライナ国立オデッサ歌劇場 チャイコフスキー、シャリアピンなどが絶賛! かつてリヒテルが在籍した名門歌劇場。
美しい港街オデッサに建つ、ウクライナで最も古く歴史のある歌劇場。1 8 0 9 年にロシア皇帝アレクサンドル1世により創立されて以来、芸術文化の中心としてその名を誇る。既存オペラ作品と共に自国のオリジナル作品上演でウクライナの音楽文化の発展に貢献を果たす。チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、グラズノフなどロシアを代表する作曲家がこの歌劇場で自作を上演。また、リヒテルがこの劇場で働いていたことでも知られている。2007年に修復工事を終えて美しく生まれ変わった歌劇場は様々な演目を上演。今回が初来日公演となる。
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2012/1/27(金)
18:30〜 岡山シンフォニーホール
S 14,000円(12,600円) A 11,000円(9,900円) B 8,000円(7,200円) C 5,000円(4,500円)
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