辻井伸行 日本ツアー2012/13

辻井伸行(ピアノ)Nobuyuki Tsujii, piano
2009年6月、アメリカ、テキサス州フォートワースで行われた「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で日本人として初の優勝を果たし、以来、日本を代表するピアニストとして国際的な活躍を繰り広げている。辻井伸行

1988年東京生まれ。幼少の頃より、ピアノの才能に恵まれ、95年、7歳で「全日本盲学生音楽コンクール」器楽部門ピアノの部第1位受賞。98年、10歳でオーケストラと共演してデビューを飾る。2000年にはソロ・リサイタル・デビュー。05年には、ワルシャワで行われた「第15回ショパン国際ピアノ・コンクール」に最年少で参加し、「批評家賞」を受賞した。

「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」優勝後は、日本の主要コンサートホールでのツアーをはじめ、アメリカ、ドイツ、スイス、イギリスなど、数多くの国々でリサイタルやオーケストラとの共演を行い、世界各国で圧倒的な成功を収めている。11年11月にはカーネギーホールでのリサイタルが高い評価を受けた。12年には、アシュクナージ指揮フィルハーモニア管弦楽団の定期演奏会でのロンドン・デビュー、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団の招きによるサンクトベテルブルクの白夜音楽祭へのデビューなど、世界的に高い注目を集める公演を多数行う。

07年、エイベックス・クラシックスより『debut』でCDデビュー。以来、『マイ・ファイヴァリット・ショパン』『展覧会の絵』『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲2番』『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲1番』をリリースし、いずれのアルバムもクラシックでは異例の大ヒットを記録している。11年には、幼少の頃からの自作曲や、映画やドラマのテーマ曲を集成した初の自作アルバム『神様のカルテ〜辻井伸行 自作集』、『辻井伸行 カーネギーホール・デビューLIVE』の2枚の話題作をリリースし、いずれも高い評価と大きな話題を集めている。最新作は『モーツァルト・アルバム』で、12年9月のリリースを予定している。

作曲家としては、11年、映画『神様のカルテ』で初の映像作品のためのテーマ曲を手がけたことを皮切りに、ドラマ『それでも、生きてゆく』のテーマ曲、映画『はやぶさ〜遥かなる帰還』(12年公開)の映画全編の音楽を手がけ、有望な若手作曲家のひとりとして高い注目を集めている。

上野学園大学演奏家コースを11年3月に卒業。これまでに、増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄、田部京子、干野宣大各氏に師事。

09年「文化庁長官表彰」(国際芸術部門)。10年、「第11回ホテルオークラ音楽賞」及び「第1回岩谷時子賞」受賞。12年、映画『神様のカルテ』で「第21回日本映画批評家大賞・映画音楽アーチスト賞」受賞。

(2012年7月現在)
オフィシャルHP:http://www.nobupiano1988.com/


2012/11/3(土・祝) 15:00〜 岡山シンフォニーホール
S 6,500円(6,000円) A 5,500円(5,000円) B 4,500円(4,000円)


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