外山啓介 デビュー10周年記念 ピアノ・リサイタル

 デビュー10周年を迎えた今年は、2007年のデビュー・リサイタルとほぼ同じプログラムを演奏します。
 これまでの集大成であり、新たな出発の意味でもあると同時に、幼い頃からショパンの作品に憧れてきた私にとって、節目となる大切な年のリサイタルで演奏する曲は、ショパン以外には考えられませんでした。
 「バラード第1番」「幻想ポロネーズ」「舟唄」「ソナタ第3番」など、どれも彼の最高傑作と呼ばれている作品です。
 多くの方に喜んでいただけると確信しておりますし、皆様と会場で音楽を共有出来るのが、今から楽しみでなりません。これまで私の演奏会に関わって下さった全ての方々に感謝の気持ちを込めて演奏します。

外山啓介

<プロフィール>

札幌市出身。5才からピアノを始める。
2004年、第73回日本音楽コンクール第1位(併せて増沢賞、井口賞、野村賞、河合賞、聴衆賞を受賞)。東京藝術大学卒業。2008年よりドイツ(ハノーファー音楽演劇大学)留学を経て、2011年、東京藝術大学大学院を修了。洗足学園音楽大学非常勤講師。

2007年、デビュー・アルバム『CHOPIN:HEROIC』リリース。サントリーホールを始め全国各地で行われたデビュー・リサイタルが完売、新人としては異例のスケールでデビュー。2008年、2作目のアルバム『インプレッションズ』をリリース。2009年、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団来日公演にてショパンのピアノ協奏曲を共演。3作目のアルバム『ラフマニノフ』は『レコード芸術』誌特選盤に選出された。2010年、4作目のアルバム『幻想ポロネーズ』をリリース、12月31日には「東急ジルベスターコンサート」に出演(テレビ東京系にて全国ネット生中継)。2011年、過去4枚のアルバムから選曲した『外山啓介BEST』を発売。2012年、札幌コンサートホールKitaraでのニューイヤー・コンサートに出演。2013年、フィリアホール(横浜)のニュー・イヤー特別コンサートに出演、ベルギーにてフランダース交響楽団定期演奏会に出演しヨーロッパ・デビュー。NHK交響楽団との共演がNHK Eテレにて全国放送。6作目のCD『展覧会の絵』が『レコード芸術』誌特選盤に選出された。2014年、映画『砂の器』のテーマ曲「宿命」を東京・大阪にて演奏(ライヴ録音CD発売)。2015年、CD『ショパン:バラード全集』をリリース。2016年にはベルリン交響楽団日本公演ツアーにソリストとして参加。2017年はデビュー10周年記念ツアーと新譜CDのリリースを予定している。

毎年全国規模のリサイタル・ツアーを行っており、その繊細で色彩感豊かな独特の音色を持つ演奏は、各方面から高い評価を得ている。

これまでに、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、札幌交響楽団など多くのオーケストラと共演。植田克己、ガブリエル・タッキーノ、マッティ・ラエカリオ、吉武雅子の各氏に師事。

オフィシャルサイト:http://http://www.keisuke-toyama.com


2017/9/2(土) 14:00開演 岡山シンフォニーホール
全席指定 3,800円(3,500円)


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