山形由美・須川展也・小柳美奈子 Super Trio Concert

岡山の地で初めて誕生する奇跡のコラボレーション。
美しきフルート、力強いサックス、華麗なるピアノによる
テルツェットは、果たしてどんな化学反応を起こすのか…。

【山形由美 演奏曲目】
ペルゴレージ:シシリアーノ
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 遺作
ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」より“ワルツ”
ドップラー:バラキアの歌 ほか


【須川展也 演奏曲目】
小六禮次郎:SAKURA
吉松隆:ファジイバードソナタ
ビゼー/伊藤康英:アルルの女ハイライト
江原大介:クラシック名曲メドレー(新編曲・世界初演) ほか

*プロフィール*

山形由美

フルート
山形由美 Yumi Yamagata

 東京藝術大学卒業後英国へ留学。これまでに野口博司、小泉剛、エドワード・ベケット、サー・ジェームズ・ゴールウェイなどの諸氏に師事。特にゴールウェイ氏には数少ない弟子のひとりとして教えをうけてきている。1986年衝撃のデビュー以来、ソロ活動に加え全国主要オーケストラとの共演、ロンドン室内オーケストラ、ベルリン室内管弦楽団、イ・ムジチ合奏団、ヴェネツィア室内合奏団など海外オーケストラとの共演を精力的に行う。95年「神戸クラシックエイド」におけるロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団との共演では3,000人の聴衆を魅了した。2001年には演奏生活15周年を迎え、記念エッセイ「フルート、天使の歌」(時事通信社)を出版。今までにソニークラシカル、キングレコードより12枚のCDを発表。
また2005年11月には初のセルフプロデュースCD「Luce 〜ヴェネツィアの光と夢〜」をリリース。テレビ・ラジオの出演も数多く、音楽番組はもとよりNHK「連想ゲーム」などの出演を通して広い知名度を持つ。これまでの精力的な演奏活動や放送を通じてフルートに対する人々の関心を広く集め、フルート愛好者を増やした功績は大きい。国際交流にも力を入れており、現在、西オーストラリアワイン親善大使としても活動中。
2006年にデビュー20周年を迎え、日本とイタリアで記念ツアーを開催、大好評を博した。2008年6月と10月には、86年のデビュー盤以来キングレコードよりリリースされたCD9枚が、デジタル・リマスタリングによって相次いで完全復刻発売された。
 2011年に迎えるデビュー25周年を機に、ますますの活躍が期待されている。
【オフィシャルHP】 http://www.yumi-yamagata.com


須川展也

サクソフォン
須川展也 Nobuya Sugawa

 東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール管楽器部門1位なしの2位、第1回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門第1位を得てデビュー。94年村松賞、出光音楽賞受賞。98年JT音楽家シリーズのテレビCMに出演し、圧倒的な人気を得た。比較的認知度の浅かったクラシック・サクソフォンの分野に脚光を浴びせ、多くの若者たちの目標的存在となっている。
 年間コンサート数は約100公演。国内ではリサイタル、アンサンブルの他に、日本のほとんどのオーケストラと共演しているほか、近年の海外のオーケストラでは、ドイツ・ヴュルテンベルクフィル、イギリス・BBCフィル、台湾・台北交響楽団などと共演している。
 00年ジャズ・ベースのロン・カーターと、また02年にはジャズ・ギターのマーティン・テイラーともCDのリリースと公演を行った。02年4月からのNHK連続テレビ小説『さくら』のテーマ音楽を演奏。ラジオ・テレビへの出演も多数。04年、デビュー20周年を記念し、自身がコンサートマスターを務める東京佼成ウインドオーケストラと共演、満席のサントリーホールを沸かせた。
 既に30枚近くのCDをリリースしており最新は「ヴィルトゥオーゾ・コンチェルト」(avex-CLASSICS)。最近は作曲家への委嘱も積極的に行なっており、西村朗、吉松隆、本多俊之、E.グレッグソン、M.エレビー各氏などに作品を依頼、サクソフォン音楽の発展に力を注いでいる。現在、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者。平成21年度より「浜松市やらまいか大使」に就任。
 クラシック・サクソフォンの可能性を追求、自由なスタンスで活動する日本を代表する管楽器奏者のひとりである。
【オフィシャルHP】 http://www.sugawasax.com


小柳美奈子

ピアノ
小柳美奈子 Minako Koyanagi

 東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。伴奏のイメージを変えてしまう、アンサンブル・ピアニスト。
様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くのリサイタル、レコーディングで発揮している。国内での活動はもとより、吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団との共演や、欧米等海外での演奏は、いずれも注目を集め、高い評価を集めている。
須川展也氏をはじめとした共演での録音は十数枚を超える一方、ソロCD「夢の動物園」1,2、そして2005年12月にパーカッションの山口多嘉子氏とのデュオ・ユニット「パ・ドゥ・シャ」のデビューアルバム『チェシャねこ風パルティータ』をリリース。
 中でも、03年1月に発売された須川氏の3枚組アルバム「Exhibition of Saxophone」に於ける、須川氏との絶妙なコンビネーションは、大絶賛を浴びる。トリオ「YaS-375」のメンバー。
 ピアノを安川加寿子、梅谷進、秦はるひ、今井正代、長谷川玲子、本村久子の各氏に師事。


2010/12/2(木) 18:30〜 岡山シンフォニーホール
S席 4,500円(4,000円) A席 3,000円
ユースシート[高校生以下]1,000円

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