スペイン国立バレエ団

スペイン国立バレエ団がやって来る!「伝統・今・未来」。

 若き鬼才アントニオ・ナハーロ監督が仕掛ける、時空を超えたスペイン舞踊のスペクタクルは、2015年の秋を燃え上がらせること間違いなしだ。

スペイン舞踊とは、クラシコ、ボレーラ、フォルクローレ、フラメンコの、スペインに現存する4つのダンス・ジャンルの総称で、多岐に渡るスタイルと、難解なテクニックで、その全てを網羅する舞踊団は非常に少ないが、その最高峰の評価を受けているのが国立バレエだ。

ダンス魂はじける今回の公演で、まず見逃せないのが、前回大好評だった『セビリア組曲』。絵葉書のようなお決まりのセビリアの風景を、ナハーロ監督自らの手で、おしゃれで、見所たっぷりのエンターテイメントに塗り替える。Aプロでは他、フラメンコの粋『ファルーカ』、いにしえのスペイン舞踊『ビバ・ナバーラ』、そして男女の情熱が炸裂する、名匠ラファエル・アギラール振付の『ボレロ』がハートを掴む。

スペイン国立バレエ団 プロフィール

 1978年、スペイン文化省により創設。初代芸術監督にはアントニオ・ガデス(1978-1980)が就任、その後はルイス・ソレル(1980-1983)、マリア・デ・アビラ(1983-1986)、ホセ・アントニオ(1986-1992)、アウローラ・ポンス、 ナナ・ロルカ、ビクトリア・エウヘニア(1993-1997)、アイーダ・ゴメス(1998-2001)、エルビラ・アンドレス(2001-2004)、ホセ・アントニオが 歴任している。

世界の名高い劇場で、ホセ・グラネーロの「メデア」、マリエマの「ダンサ・イ・トロニオ」、アルベルト・ロルカの「リトモ ス」、ホセ・アントニオの「ソレールのファンダンゴ」、アントニオとホセ・アントニオ版の「三角帽子」、ピラール・ロペスの「アランフェス協奏曲」、アントニオ・ガデスの「血の婚礼」と「フエンテオベフナ」など数々の傑作を上演してきた。

 世界中の観客から愛され、数々の賞も受賞。ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の1988年シーズンの最優秀外国作品として批評家賞、1991年には日本の批評家賞、1994年メキシコ・シティの最優秀バレエとして批評家賞、1999年スペインの新聞エル・パイス 誌(テンタシオネス)は「ポエタ(詩人)」に賞を授与した。

2002年スペインのヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフラメンコ・フェスティバルでは、アント ニオ・ガデスの振付作品が批評家賞と大衆賞を同時に受賞している。日本でも高い人気を誇り、1987年の初来日以来、多くの熱心なファンを生み出している。

2015/11/12(木) 18:30~  岡山シンフォニーホール
S席 11,000円 A席 8,000円 B席 5,000円

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