ハンドベルのためのアンサブル。

　1990年にサンフランシスコで結成されて以来、ハンドベル界をリードしてきたソノス・ハンドベル・アンサンブル。ハンドベルを広く知ってもらいたいという願いから、レパートリーにも可能な限り優れた編曲版やオリジナル楽曲を取り入れている。また作曲家には、ヘルだけでなく他の楽器や声楽との合奏曲をつくるよう働きかけている。

　ソノスの演奏は1994年、ハンドベルのCDとして初めて全米主要レコード店で売り出された。サンフランシスコ・エグザミナー紙では「センセーショナル」と賞され、その年秋のベストセラーとなり、世界中のクリスマスミュージックを収めた２枚目のCDも「華怜な鈴の饗宴」絶賛、同様にベストセラーとなった。世界スケート大会や国連５０周年記念祭などさまざまなイベントにおいて、その芸術的な演奏は多くの観客たちを魅了させ続け、アメリカ国内のツアーだけでなく日本公演でも完売するほどの人気を誇っている。