ミュンヘン交響楽団

ベートーヴェン生誕250周年の幕開けを飾る最高の公演!

オリンピック・イヤーとして日本中が熱狂する2020年は、楽聖ベートーヴェンの生誕250周年。その重要な年の幕開けを飾るべく、ドイツの名門ミュンヘン交響楽団が来日します。

1945年に芸術都市ミュンヘンにおいて、作曲家や名指揮者として名をはせたクルト・グラウンケによって創設。オペレッタを始め数多くの名録音を残し、その後、ミュンヘン音楽界の重鎮クリストフ・シュテップやドイツの歌劇場を渡り歩いた名匠ゲオルク・シュメーヘなどが率い、現在はドイツで注目の若手指揮者ケヴィン・ジョン・エデュセイが首席指揮者に。

今回、この名門オケを指揮するのは、クライバーを祐彿とさせる演奏が話題のジュリアン・ラクリン。ウィーン・フィルと最年少で共演した天才ヴァイオリニストであると同時に、今やシカゴ響やウィーン響、バーミンガム市響などに客演し、ロイヤルノーザン・シンフォニアとトゥルク・フィルの首席客演指揮者を務める注目の指揮者。しかも今回、名曲メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では弾き振りを披露。未だ衰えを知らない超絶技巧は名演必至!また、ヨーロッパの様々な音楽祭に出演し、ミュンヘン交響楽団とも度々共演を重ねているドイツ正統派ピアニストの新星、モナ・飛烏を迎えたピアノ協奏曲第5番<皇帝>も必聴です。

名門オーケストラ、注目 の指揮者・名ヴァイオリニスト、名ピアニストによるベートーヴェン生誕250周年の最初にして最高の公演。これを聴かずに、ベートーヴェン・イヤーは始まりません!

ミュンヘン交響楽団

1945年ドイツの作曲家で指揮者のクルト・グラウンケによってバイエルン州の首都ミュンヘンに設立される。当初はグラウンケ交響楽団の名称を使用し、ロベルト・ヘーガー、ハンス・スワロフスキー、ヴィリー・マッテス、ヴォルフガング・エーベルト等名匠の指揮する数々の歴史的録音へ出演、世界的な名声を博す。1990年ミュンヘン室内管弦楽団の創設者であるクリストフ・シュテップが音楽監督を引継ぎ、現名称に改編、1999年から2006年まで若手の逸材ハイコ=マティアス・フェルスター、2006年より2012年まではヘルベルト・フォン・カラヤン門下のゲオルク・シュメーヘが首席指揮者を務め、2005年から2011年にかけて大ピアニストのフィリップ・アントルモンが首席客演指揮者の任にあって、それぞれオーケストラの水準を飛躍的に高めた。2014年注目の若手指揮者ケヴィン・ジョン・エデュセイが首席指揮者に就任、また、首席客演指揮者にボストン交響楽団の副指揮者でもあるケン=デイヴィッド・マズアを擁し、音楽都市ミュンヘンの誇るアンサンブルとしての地位を一層確実なものとした。現在、ミュンヘンのプリンツ・レーゲンテン・テアター、ヘルクレスザール、フィルハーモニー・ガスタイクの3会場をメインに、合計で5 種類の定期演奏会を開催しており、ドイツを中心としたヨーロッパ各地、アメリカ合衆国等で年間100回以上の公演を行っている。

ジュリアン・ラクリン/指揮・ヴァイオリン

1974年リトアニア生まれ、その後ウィーンに移住。ヴァイオリンをピンカス・ズーカーマンに学ぶ。早くも1984年、10歳にして最初の公開演奏を行い神童と呼ばれる。88年には「ユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズ」グランプリの称号を得て、リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演した最年少ソリストとなった。また、マリス・ヤンソンスの推奨により指揮を学び始める。99年よりウィーン国立音楽大学のヴァイオリン科教授。2000年よりヴィオラの演奏も始めている。ザルツブルク音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、BBC プロムス、ルツェルン音楽祭などに定期的に出演。最近では、ソリストとしてムーティ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団やヤンソンス指揮バイエルン放響、テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルとも共演。また、指揮者としての活躍も目覚ましく、ウィーン交響楽団、イギリス室内管弦楽団、ロシア国立交響楽団、プラハ・フィルなどに客演し好評を博した他、シカゴ交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、バーミンガム市交響楽団などへの客演が決まっている。現在、イギリスのロイヤル・ノーザン・シンフォニアとフィンランドのトゥルク・フィルハーモニーの首席客演指揮者にそれぞれ就任している。
使用するヴァイオリンは、1704年製のストラディヴァリ“エクス・カロダス”。

モナ・飛鳥/ピアノ

ドイツ連邦共和国ミュンヘン生まれ。ドイツ人と日本人を両親に持ち、2 歳からピアノを始めて4歳でコンサート・デビューを飾る。グロートリアン・シュタインヴェーク国際コンクール第1 位、EPTA欧州ピアノ教育者連盟国際コンクール第1 位並びに特別賞等多くの受賞歴を誇り、天才ピアニストとして早くから注目を集めた。2004年リンダウの国際青年ピアノ音楽祭へ招かれてより、ミュンヘンのガスタイクやベルリンのフィルハーモニー、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ブラウンシュヴァイク・クラシック・フェスティバル、ルール国際ピアノ音楽祭、バイロイト音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭等一流フェスティバルヘ出演して高い評価を得る。2010年ヴァシリス・クリストプロス指揮南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団、2011年アイヴォー・ボルトン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、2012 年山田和樹指揮オーケストラ・アンサンブル金沢、2017年ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団各日本ツアーに起用され絶賛を博す。2014年には在京オーケストラの首席奏者で編成されるリヒャルト・シュトラウス生誕150周年記念オーケストラと共演。ミュンヘン交響楽団とはこれまでにミュンヘンにて複数回共演している。ヨーロッパの権威誌「フォノ・フォルム」が激賞する期待の若手女流ピアニスト。2011年グシュタード音楽祭の優れた演奏へ対し、フィリップ・チャイナット賞を授与している。これまでにピアノをカール=ハインツ・ケマリング及びベルント・グレムザーに師事。2011年4 月から多数の東日本大震災復興支援コンサートヘ取組んでいる。ミュンヘン在住。

2020/3/20(金・祝) 14:00〜 岡山シンフォニーホール
全席指定 S席 9,000円(8,500円) A席 7,500円(7,000円)
B席 5,500円(5,000円)

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