太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。打ち手によってたたき出される響きは、聴衆の身体に強く働きかける。

新潟県佐渡島で始動した「佐渡の國鬼太鼓座」での10年間の活動を経て、1981年「鼓童」結成。ベルリン芸術祭でデビュー。太鼓芸能を現代的な舞台芸術へと昇華し、日本のみならず世界の芸術・音楽表現に強い影響を与える。一年の1/3を海外、1/3を国内、1/3を佐渡で過ごし、多様な文化や生き方が響き合う「ワン・アース（一つの地球）」をテーマに、これまでに訪れた国は6大陸46ヶ国にのぼる。

1997年には財団法人鼓童文化財団を設立。各種ワークショップ主催、次代を担う人材を育てる鼓童文化財団研修所の運営、国際芸術祭「アース・セレブレーション」の企画運営、太鼓体験施設の運営、伝統芸能・文化に関する調査、研究者への支援などの公益活動を行う。

四季折々の自然と伝統的な暮らしや芸能が息づく佐渡島における鼓童の創造的な活動、ライフスタイルとその理念は、世界のアーティストや芸術関係者から注目を集めている。

2012年4月。坂東玉三郎氏を芸術監督に招聘。今回の「鼓童ワン・アース・ツアー2012〜伝説」は、芸術監督就任後の初演出作品となる。また同時に太鼓芸能集団「鼓童」の代表として見留知弘が就任。

2012/6/7（木） 18:30〜　サンポートホール高松（３Ｆ）大ホール
全席指定 4,500円（4,200円）

2012/6/13(水)　 18:30〜　高梁総合文化会館
S席 5,000円 A席 4,000円 ※当日各500円UP