富士通コンコード・ジャズ・フェスティバル 2012 スイングJAZZで彩る ハリウッド映画音楽 出演:グレイト・アメリカン・ジャズ・オーケストラ スペシャルゲストボーカル シーネ・エイ ブルース・ハマダ

 ベテラン・ドラマー、フランク・キャップ率いるグレートアメリカン・ジャズ・オーケストラは、過去の「富士通コンコード」でも大好評を博した、ウェストコーストのビッグ・バンド。今回、映画の名場面を彩った名曲から選りすぐりの楽曲を、スイング・サウンドに載せてお届けする。聞けば思い出がよみがえる、または一度は耳にしたことがある、そんなメロディを、こころゆくまで楽しんで頂くという趣向だ。指揮をとるフランク・キャップは1931年8月20日、マサチューセッツ洲ウォースター生まれの、西海岸で活躍するドラマー。スタン・ケントン・バンドを皮切りに、ハリー・ジェームス、ベニー・グッドマンといった人気バンドを歴任し、その後は自身のビッグ・バンド「ジャガーノート」で活躍してきた。ヴォーカルの大御所らとの共演も多く、歌心を引き出す指揮ぶりに期待したい。


ゲスト・プロフィール
シーネ・エイ/Sinne Eeg (vo)

 デンマーク生まれ。ナンシー・ウィルソン、ベティ・カーター、サラ・ヴォーンらに憧れ、歌唱スタイルを築く。2003年にデビューし、すでに5枚のアルバムをリリース。2007年には<デニッシュ・ミュージック・アワード>「最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム」に輝く。ロマンティシズムとオーガニックな響き、音域の幅広さをもつ歌声は、評価が高い。メイン・ストリーム・ジャズの歌姫に相応しい注目株。

ブルース・ハマダ/Bruce Hamada (vo)

 1957年ハワイ・ホノルル生まれ。ドラマーだった父の影響を受け、子供の頃から音楽に親しみ、大学を卒業後、LAのディック・グローブ音楽学校でベース、キーボード、作曲学、編曲学と音楽プロデュース学等を学ぶ。ジャズからハワイアン、フージョンまでこなし、シナトラばりの歌声は定評がある。今年3月に、アジア最大級のジャズ祭『JAVA JAZZ FESTIVAL 2012』にジム・ハワードと出演。


Three Besuties ピアノプレイハウス
木住野佳子 (p)

 桐朋学園大学音楽学部卒業後、クラシックからジャズへ転向。1995年、名門レーベルGRPよりアルバム『フェアリー・テイル』で、日本人初のインターナショナル・アーチストとして世界デビュー。演奏活動の他、映画音楽やTV-CM等、多方面で活躍中。優美で端正なピアノは独自の音楽性を確立している。

山中千尋 (p)

 桐朋学園大学音楽学部卒業後、米国バークリー音楽大学に留学し首席で卒業。2001年10月「澤野工房」デビュー作『Living Without Friday』を発表するや、大手CDショップのジャズ・チャートで一躍トップセールスをマーク。NYを中心に活躍中で、2009年には「富士通スペシャル100 GOLD FINGERS」にも参加している。

片倉真由子 (p)

 幼少よりピアノに親しみ、洗足学園音楽大学を首席で卒業。米国・バークリー音楽大学を経て、ジュリアード音楽院でピアノをケニー・バロン、アンサンブルをカール・アレン、ベン・ウォルフに師事。2009年、リーダーアルバム「インスピレーション」で、第43回スイングジャーナル「ジャズディスク大賞」のニュースター賞を受賞。

2012年5月29日(火)18:30開演 18:00開場
岡山シンフォニーホール
入場料(税込) SS 8,000円(7,500円) S 7,000円(6,500円)
A 6,000円(5,500円) B 5,000円(4,500円)

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