チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団

中欧の名門オーケストラがスラブ人の「こころ」と「におい」を伝える!

レオシュ・スワロフスキー(指揮)

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プラハ音楽院でフルートを学んだ後、高名なヴァーツラフ・ノイマンの下で指揮を学び、チェコ国立歌劇場でズデニェク・コシュラーのアシスタントを務めた。1991年にカラヤン基金が授与され、ザルツブルグ音楽祭ではサー・ゲオルグ・ショルティ、クラウディオ・アバドのアシスタントを務め、国際モーツァルテウム財団からその年の最優秀若手指揮者に選ばれた。これまでプラハ室内歌劇場管弦楽団、ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ国立歌劇場などの首席指揮者を歴任。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放響、ミュンヘン放響、シュトゥットガルト・フィル、東京都交響楽団、ザルツブルグ・モーツァルテウム・オーケストラ、ニュルンベルク・シンフォニカーなどに客演し好評を博している。

イーヴォ・カハーネク(ピアノ)

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チェコを代表する若手ピアニスト。情緒豊かな音色に富み、卓越した深み・表現力を持つ。

マルタ・トアデローヴァに師事しヤナーチェク音楽院、イヴァン・クランスキーに師事しプラハ芸術アカデミーを卒業。

2004年、プラハの春国際音楽コンクール優勝。ボン・ベートーヴェン音楽祭、プラハの春音楽祭での輝かしいデビュー後、数多くの著名な音楽ホールにて、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、プラハ・フィルハーモニア管弦楽団、ケルン放送交響楽団等ヨーロッパの主要なオーケストラとの共演を重ねる。

2014年には、サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とマルティヌーのピアノ協奏曲第4番で共演。ラトルからは次のような賞賛を浴びた。「イーヴォ・カハーネクは偉大なピアニストで、我々も彼の演奏を楽しんでいる。彼には誰しもが感じるような特別な個性を持っている。彼独特の美しい世界観を持っており、彼の演奏には完璧な誠実さと高潔さを感じる。彼の演奏はいい意味で全く"非現実的"であり、とても暖かい、歌うような音色を奏でることは、すぐに聴き取れる。彼との共演は心からの喜びと名誉である。」サー・サイモン・ラトル

2007年から2009年にかけて、チェコの音楽レーベル・スプラフォンより、6枚のCD(ヤナーチェク、マルティヌー等の作品を収録)を発表し、一流の音楽評論誌において最高評価を得ている。また、2010年には最新のCD(ショパン:ピアノ・ソナタ第3番、4つのスケルツォを収録)がスプラフォンよりリリースされた。

ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団

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ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団は、チェコ共和国第二の都市ブルノを代表する半世紀以上の歴史を持つオーケストラである。多くの室内アンサンブルや合唱団を持ち、国際的な評価を得ている。

ブルノ・フィルは1956年以降700回以上のコンサートをヨーロッパを中心に行っている。ヴァチカンでローマ法皇のためのコンサート(2000年)や、トヨタクラシックス(2004年)、ドイツのラインガウ音楽祭(2005年)にも出演し、2006年にはウィーンの楽友協会で公演を行い高い評価を得た。

アンチェル、マッケラス、クルト・マズア、メニューイン、ミュンシュ、クーベリック、ロジェストベンスキーら、多くの世界的な指揮者が指導をしている。また、世界的なソリスト達、スヴャトスラフ・リヒテル、ブロンフマン、ヴィルヘルム・ケンプ、リル・ジョン、ジュリアン・ラクリン、エヴァ・ウルバノワらと共演している。

チェコ国内では、年間約40回のコンサートを開き、同時にヤナーチェク劇場で開催されるコンサートシリーズにも参加している(年間約25回)。また、毎年ブルノ国際音楽祭に出場し、「プラハの春」フェスティバルにも定期的に参加している。ベルリン、ミュンヘンなどの音楽祭にも参加し、高い評価を得ている。

2015/11/13(金) 19:00~  岡山シンフォニーホール
S席 9,500円(8,900円) A席 8,000円(7,400円) B席 5,000円

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