クリスマス/アヴェ・マリア サンクトペテルブルグ室内合奏団

心温まる美しい弦の音色と清らかなソプラノの歌声。
ロシア随ーの芸術の都で活躍する室内合奏団によるクリスマスコンサート。

表現力豊かで息の合った弦楽器と清らかなソプラノの歌声。音楽の魅力を改めて感じさせ、心を満たしてくれるメロディーの数々。ロシアだけでなく、世界各地で活躍する優秀なアーティストを集めたサンクトペテルブルグ室内合奏団が、今年もクリスマスにぴったりの名曲を届けにやって来る。

この合奏団が初めて日本にやってきたのは、2000年のクリスマス。以来このステージを見なければクリスマスを迎えられないという多くのファンの期待に応え、今年で20 年連続となる来日コンサート。豊かな音色でしっとりと聴かせながらも心地よいテンポで進む音楽、そして何といってもピアニッシモの素晴らしさ。リーダーでありヴァイオリンの名手、イリヤ・ヨーフのパフォーマンスも見どころの一つで、「タイスの瞑想曲」、「四季」より”冬” ではソロヴァイオリンを美しく響かせる。

基本編成は弦楽合奏(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)。曲目によりそれらに、ソプラノやハープが加わりさらに彩りを加える。ソプラノによって歌われるJ.S.バッハ、シューベルト、カッチーニの偉大な3人の作曲家によって作られた「アヴェ・マリア」では、弦楽器と調和し、豊かに響き渡る歌声に心を奪われる。長きにわたり多くの人に愛されてきたこれらの曲に演奏家たちが息を吹き込み、聖母マリアの優しさを感じられる至福の「アヴェ•マリア」を堪能できるだろう。

これら名曲の数々を最高の演奏で聴かせてくれる特別なコンサート。クラシックで楽しむクリスマスは格別な思い出になるだろう。

サンクトペテルブルグ室内合奏団

ロシアが誇る芸術の都、サンクトペテルブルグで結成された室内合奏団。次代を担う才気あふれる若手奏者と経験豊かなベテラン奏者が交じり、抜群のチームワークと調和のとれた演奏で高い評価を得ている。メンバーはクラシックを中心にジャズなど多彩なジャンルをレパートリーに持ち、様々なオーケストラ、歌手などと演奏をともにする実力派。同合奏団としても古典音楽の他に映画音楽や子供向けのコンサートを行うなど幅広く活動している。

マリーナ・トレグボヴィッチ(ソプラノ)

マリーナ・トレグボヴィッチ

ミハイロフスキー歌劇場ソリスト。リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルグ音楽院卒業。主なレパートリーは、プッチーニ「トスカ」のトスカ、ヴェルディ「オテロ」のデズデモーナ、「リゴレット」のチェプラーノ伯爵夫人、「レクイエム」のソリストなど。数多くのオペラ作品で主役を歌う。ロシアでの活躍のほか、ドイツ、日本公演にも参加。オペラ作品に加え、宗教曲や交響曲などにもソリストとして出演するなど広く活躍している。

ヴェラ・チェカノヴァ(ソプラノ)

ヴェラ・チェカノヴァ

リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルグ音楽院および大学院卒業。2007年にミハイロフスキー劇場にてヴェルディ「椿姫」ヴィオレッタ役でデビュー。主なレパートリーはヴェルディ「リゴレット」のジルダ、モーツァルト「フィガロの結婚」の伯爵夫人、ビゼー「カルメン」のミカエラなど。ロシアをはじめヨーロッパなどコンクールでも多数入賞。芯のある透き通った歌声で教会での演奏も好評を得ている。

2019/12/11(水)18:30開演 岡山シンフォニーホール
全席指定 4,500円(4,000円)

※チケット購入方法をご覧になりたい方は「チケット購入方法」ボタンをクリックしてから“CLOSE”ボタンをクリックして下さい。