ミュンヘン・バッハ管弦楽団

モダン楽器による演奏でバッハの世界観を追求し、
その演奏スタイルや解釈で多くの音楽ファンを
魅了してきたミュンヘン・バッハ管弦楽団。
バッハの真髄「ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏会として、
23名の精鋭メンバーとともに約30年ぶりに待望の再来日!

ミュンヘン・バッハ管弦楽団
MÜNCHENER BACH ORCHESTER

ミュンヘン・バッハ・管弦楽団は、1954年のミュンヘン・バッハ・合唱団創立後、カール・リヒターによって創設され、瞬く間に世界的な室内楽団としての地位を築き上げてきた。ミュンヘン・バッハ管弦楽団はその卓越した名声を、パリ、モスクワ、東京、ニューヨークに至る世界各地での演奏旅行を通して、とりわけバッハ作品演奏の解釈によって得ることとなる。これは、ドイツ・グラムフォンから出されている膨大な録音、またその他映像作品や音源の記録からも裏付けられ、1960年代・70年代には、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、フリッツ・ヴンダーリヒ、モーリス・アンドレといった、著名な歌手や演奏家と共演した。この時期にはバッハからベートーヴェンに至る数々の主要作品が録音されている。ゲスト指揮者には、かの著名なレナード・バーンスタインやブルーノ・ヴァイル、ペーター・シュライアー、といった人も名を連ねた。カール・リヒター、ハンス=マルティン・シュナイトの後継として、現在は若手の指揮者・オルガン奏者・ハープシコード奏者として活躍するハンスイェルク・アルブレヒトがこの名誉あるミュンヘン・バッハ管弦楽団を率いており、伝統に基づいた演奏法と独創的な再演で、芸術活動を続けている。

ハンスイェルク・アルブレヒト(芸術監督)
Hansjörg Albrecht

指揮者、オルガン奏者、ハープシコード奏者。
カール・リヒターが創設したミュンヘン・バッハ合唱団及びミュンヘン・バッハ管弦楽団の芸術監督。ミュンヘン交響楽団、バッハ・コレギウム・ミュンヘン等のオーケストラを定期的に指揮し、ヨーロッパの主要な音楽祭でも頻繁に客演を務める。ドロテー・オベルリンガー、アラベラ・シュタインバッハー、シモーネ・ケルメス、といった演奏家や、バイエルン州立管弦楽団、シュトゥットガルト・バッハ・アカデミー・アンサンブルといった楽団とは指揮者として共演し、アルブレヒト・マイヤー、アンドレス・ムストネン、ジャン・ギユー、クス四重奏団といった奏者とはソリストとして共演を果たす。オルガニストとしても活躍し、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス歌劇場管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、等とも客演している。ドイツのフライブルク・ザクソンに生まれ、ドレスデン聖十字架教会合唱団で音楽教育を受けた。その後ハンブルク、リヨン、ケルンで指揮とオルガンを学ぶ。学生時代には7年間ハンブルクの聖ミヒャエル教会の副オルガニストとなり、その後、歌手・指揮者として著名なペーター・シュライアーのアシスタント・オルガニスト、ハープシコーディストを務めた。近年はバッハ以外にも様々なバラエティに富んだ珍しい演奏プログラムにも意欲を見せており、現代音楽への深い造詣から、チエリ・エスケシュ、エンヨット・シュナイダーといった作曲家の作品の初演にも取り組んでいる。2006年からエームス・クラシックス・レーベルと契約を結び、指揮者として多くのCDをリリース。また、2013年、ホルストの「惑星」でグラミー賞の「Best Classical Instrumental Solo」にノミネートされた。アメリカの新星オルガニスト、キャメロン・カーペンターに続いて、オルガニストとしてこの名誉ある賞に選ばれた史上2人目のアーティストである。

2014/10/13(月・祝) 14:00~  岡山シンフォニーホール
S席 7,500円(6,900円) A席 6,000円(5,700円) 
B席 5,000円(4,800円)

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